「素直じゃなくて、悪いかよ。」
「教えたら、悪いかよ。」
うぅ、何あれ……!
あれから、1日。
私は、ドキドキして寝れませんでした。
「おはよう、茉林ちゃん」
「由雷君!おはよう」
珍しい……。由雷君が話かけてくるなんて。
「ねぇ、茉林ちゃんさぁ。昨日、雨になにかされた?」
由雷君は、雨の席に座りながらそう聞いてきた。
……ありましたもの。
でも、恥ずかしくて言えないよ!!
「えっ?何?キスでもされた?」
冗談混じりで聞いてくる由雷君。