「素直じゃなくて、悪いかよ。」


「うぅ、されました!おでこに……」



私が、顔を真っ赤にさせそう言うと、



「えっ……まじ、図星?」



キョトンとなっている。



だけど、そんな顔をしたのも一瞬で、



「やーっと、動いたか」



満足気に縦に頷いていた。



「ねぇ、それって「おい、由雷。」



どーゆー意味?って聞こうと思ったのに遮られてしまった。



「あっ、ヤキモチ王子様の登場だ!」



ぱあぁっと顔を明るくする由雷君とは、反対に



「……うぜー」
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