「素直じゃなくて、悪いかよ。」


私が、そう返事をするとはぁ……とため息をつき、晴留伽ちゃんは、もう一度自分の袋を開け可愛い系の水着を出した。



なんか、展開読めるんですけど……



「はいっ!これ着て!」



やっぱりーー!!



「無理だよ。こんな可愛いの似合いし。スタイルだってよくないし」



「いいから、着なさい。着ないと許さないよ」



黒い。笑顔が、黒いよ。



私は、渋々晴留伽ちゃんの水着を着る。



「おー、やっぱり似合ってるじゃん」

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