「素直じゃなくて、悪いかよ。」


でも、嘘でもいいから「可愛い」って言って欲しかったなぁなんて。



お昼ご飯を食べに一回お母さん達の所に戻った時以外ずっと海で遊んでいた。



雨のパーカーを着たまま。



夕方になり日がだんだん落ちてきた。



「うー。お腹いっぱい!」



私は、夜ご飯をいっぱい食べたためお腹が、出てしまっている。



「ちょっと歩いて来るね」



携帯電話を手に持って席を立つ。



「気を付けてねー」
< 90 / 248 >

この作品をシェア

pagetop