「素直じゃなくて、悪いかよ。」


「いやいや、大丈夫!重たいし!」



すると雨は、ムスッとし、



「俺だって、女一人くらい余裕だから。」



強引に私を乗っける。



「ちゃんと捕まってろよ。つーか、全然重くねぇし。むしろ軽すぎ。」



………ふえぇえ!!?



あの雨が、そんな事言うなんて。



私は、恥ずかしくなり大人しく雨の肩に捕まる。



ドキンドキンと心臓の音が大きくなっている。



な、にか話題を!
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