闇夜に咲く華 -舞狐録-
熱があるのと重なって段々と意識が朦朧とする


だが現実は倒れることを許さなかった



バシッ!!



「ッ…!!!!」



何処から持ってきたのか木刀で俺を殴り付ける



「どうですか?はく気になりましたか?」



「だから…知らねぇって」



「知ってるでしょう?」



そう言いながら俺の首根っこを掴み投げ飛ばした



ドコォオォン!!!



刀傷が地面に擦れる


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