闇夜に咲く華 -舞狐録-
「んっ……」


視界がはっきりしてくる


体を動かそうとするが痛くて動かせない


しかも頭ガンガンするし体怠い



「こ…こは……?」



「あ!!土方さん!起きましたよ!!」




「ッ!!!人間ッ!!!!」



やめてやめてやめて
その汚ない穢れた手で触ろうとしないで


「大丈夫か?」



「大丈夫か?ふざけないでよ。此方は人間に囲まれて最悪さ」



「何だよ!!!さっきから人間人間って!!お前も人間だろ?!」



「…人間ねぇ……。そんな汚ない生き物と一緒にするな!!」




人間爆発しろ
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