闇夜に咲く華 -舞狐録-
「はぁ…月狐さん。近藤さんの話を聞いてあげて下さいよ。拗ねているじゃないですか。ついでにクソ方もですよ」



「んだとッ!!!!」



「トシ……おまえも俺の話を聞いてくれないのか……?」



「違う!!!!!!!」




「じゃあ、話すぞ。金野宮くんを隊士にしておくのは勿体無い。だから幹部かなんかにしたらどうだ?」



幹部って大変なんでしょ?
嫌だなあ。やりたくないなぁ



「なんかってなんだよ!!!!!!」


この壬生浪士組の幹部クラスはつっこむ早さがとてつもなくはやいんだな…



「えーっと…十一番隊組長とか!!!!!!」



「おい!!十一番隊ってなんだよ!!」



「えー、と、、、今
作った」



「残念やけど俺は幹部なんて面倒な事、やらへんよ」



「何故に大阪弁??!!」



あまり登場しなかった永倉がつっこむ



「もう、漫才はやめよう。俺、疲れた」



「漫才っていう認識あったんだ?!」



「ねぇねぇひじ~。俺、戦うのめんどーだしー女中がいー」



「「「ひじってwww」」」



「そうだな。おめぇに隊士なんぞ無理だ。なにしろ女だからな(ひじは聞かなかった事にしよう)」




「あー。そうだーーー」



なんか俺を屈辱してるように聞こえたがそこはあえてスルーしておこう。


人間なんぞに怒るものか!!

体力の無駄。





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