闇夜に咲く華 -舞狐録-
(その頃 一side)



「倒れちゃいましたね」



「あぁ」



「………」



あいつは何なのだろうか…

いきなり抱き締めて来て……///

思い出すだけで………////


「おい、斎籐」


「何ですか?副長」


一瞬ビックリしたが俺は何事も無かったの様に答えた



「金野宮を運んでやれ。斎籐と同じ部屋だろ」



「御意」



「斎籐~月狐に変な事、したら駄目だぞ~(ニヤリ」



「……?…変な事とは…?」



「純情だな。」




その言葉に皆、感心したのだった




ヒョイ



その後、直ぐに斎籐は月狐を持ち上げ自室に行ったのだった




斎籐が去った後



「ひょっとしたら金野宮より乙女なんじゃねぇのか?」



「「「「確かに」」」」





その言葉に全員が頷いたのだった









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