【番外編追加♪】オ・ト・ナの、お仕事♪~甘いキスは蜜の味~【完結】
面接に来るとき寄ったコンビニの、同い年くらいの店員の男の子。
茶髪に人好きのするニコニコ笑顔も、そのままだ。
彼に間違いない。
へぇ、彼が主任さんなのか。
というか、数時間前にコンビニで接客していた人が、夕方からホテルで主任さん、
って、この人も、『二足のわらじ』のご同類なのかな?
同じ年くらいなのに、凄いなぁ。
なんて関心していたら、バチンと綺麗なウインクを投げられて、ちょっとあせる。
不動さんといいこの主任氏といい、退屈はしないで済みそうな面々だ。
「守(まもる)、来週の月曜から社員で入って貰う篠原茉莉さんだ。今日は、彼女に、ルームメイクのピンチ・ヒッターを頼んだから、詳細はお前から教えてやってくれ」
「了解、社長!」
「ええっ!?」
――社長!?
不動さんって、社長さんなのっ!?