蘭蝶の女総長 (上)
私は、窓側の一番後ろに座る。

はぁ。

てか、窓開いてないし。

そう思い、窓を開けようと立ち上がり、窓に向かう。

窓を開け、席に戻ろうとすると、扉のほうからガラガラっという音が聞こえた。

扉のほうをみると、3人の男の子が教室の中に入ってくる。

そして、金髪の男の子が私の隣りに座った。

そして、緑の髪の毛で黒縁メガネの男の子が私の前に座る。

そして、笑顔の可愛い元気のいい男の子が私の右斜め前に座る。

一人一人こっそり観察をしていると、笑顔の可愛い元気のいい男の子が話しかけてきた。

??「ねぇ!!君が噂の転校生?僕、狭山遥歩(サヤマアユム)!よろしくね!遥歩でいいよ!で、君は?」

そう言って遥歩は目をキラキラさせて私に問い掛ける。

蘭「東城蘭莉。」

遥「蘭莉ちゃんかー!!!可愛い名前だね!あ、ほら!宇宙も、哉汰も!!自己紹介しなよ!!」

??「俺は山高哉汰(ヤマタカカナタ)!よろしく!哉汰でいいぜ!」

そう言ってニッコリと笑った。

??「俺は河野宇宙(コウノソラ)。俺の事は宇宙でいいから!よろしくな!蘭莉!」

蘭「ええ。よろしく。」
< 10 / 26 >

この作品をシェア

pagetop