蘭蝶の女総長 (上)
嫉妬
蘭「失礼します。こいつ、連れて来ました。」
そう言って、口角を上げて、美玲とか言う奴を先生に差し出した。
先「ど、どうしたの!?このこ!伸びちゃってるじゃない!喧嘩でもしたの!?」
先生は慌てて私に尋ねる。
蘭「んー、まぁ。こいつらから喧嘩打ってきたから、買っただけ。」
先「んー。ん!?こいつら!?とゆうことは他にも居るってこと!?」
先生は私の顔を心配そうに見る。
そんな目で見んなよ。
うざいから。
なんなの?
蘭「あぁ。教室に29人位居るよ。ついさっきシメたばっかだからさ。」
そう言って口角を上げてニヤッと笑った。
先生の顔色がみるみるうちに、青ざめていく。
そして、焦ったように保健室を出て行った。