僕にどれだけ妬かせるつもり?
「そうだったんだ!
私、引っ越しの日風邪引いちゃって…」

「そっか、お母さん探そう。」
男の子は優しく微笑んで一緒にお母さんを探してくれた。
「うん!」


お母さんは、はぐれたリンゴアメが売ってある屋台の前にいた

「渚、怪我はない?
大丈夫だった?
渚を連れてきてくれて、ありがとう。
ほら、渚も!!」

「本当にありがとう!」

男の子は、会釈して歩いていった。
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