今を生きよう~あなたにタカラモノはありますか~
なんでそんなに寝てたのかと聞かれても、ひとつしか理由が無い。
だって、あんなにいい日陰のところで寝てたんだもん。誰だって寝れる。
「まあたしかにあれやったら寝れるよな。俺は分かるぞ」
「やろー?」
「ほい」
え?ほい?
渉君はほいと言いながら、手をハイタッチするときみたいにして私の手を見ている。
なにしてるん?
私はハイタッチしたいんかな、と思ったので、たまたまポケットに突っ込んでいた手を出した。
「イエーイ♪」
「いえーい…て、なんでハイタッチなん?」
「は?同じやったから」
同じやったからっていうのは、思ってたことが一緒だったってことだな。
だって、あんなにいい日陰のところで寝てたんだもん。誰だって寝れる。
「まあたしかにあれやったら寝れるよな。俺は分かるぞ」
「やろー?」
「ほい」
え?ほい?
渉君はほいと言いながら、手をハイタッチするときみたいにして私の手を見ている。
なにしてるん?
私はハイタッチしたいんかな、と思ったので、たまたまポケットに突っ込んでいた手を出した。
「イエーイ♪」
「いえーい…て、なんでハイタッチなん?」
「は?同じやったから」
同じやったからっていうのは、思ってたことが一緒だったってことだな。