今を生きよう~あなたにタカラモノはありますか~
うーん……って、あれ?もしかして…。

「あいつらはさ…」
「…ごめん!!翔がもう来てる!早く行かんなあかん、ごめん!」

そう言って、私は急いで走った。

渉君にこれ以上迷惑をかけたくない、という気持ちもあって走ったけど、私が言ったことは一応本当の話。

翔が明らかにイラついた顔をして、想君と話していたのが、たまたま見えたんだ。

おもいっきり走り、部団の集合場所についた。
また、始まる。私へのイジメが。
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