その温もりをもう一度私に
考えながら苦笑いをしていると。

突然、後ろから頭をボコッと叩かれた。
反射的に振り返った先には、想像どうりの人物。

「てっちゃん、痛いんだけど。

いつになったらやめてくれるの?」

私ははぁっとため息をついた。


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