店員さんに惚れるまで

なんだか申し訳ないなぁ

『紅茶おねがいします』

「はい」

にこりと一礼しカウンターのなかにはいっていく店員さん

ここはあまり人目につかない場所にある喫茶店

アンティークな雰囲気に一目惚れして以来週に2回ほど通っている

「どうぞ」

『...なんかすみません』

通いはじめて2年くらいになる

この店員さんとも顔見知り

気をつかわせちゃったなぁ

なんて気持ちが沈んでしまう
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