窓際の天使~私の初恋物語~
あれから、一ヶ月がたった。


吉沢先輩との距離も縮まった気がする。

とても、嬉しい。



けれど、


私ばかりが沢山話している。


吉沢先輩は、
話を振るだけ振って、自分は聞き手に
まわってしまうのだ。


もっと、知りたいのに壁がある。

これ以上入って来るなと言わんばかりに
ガードがとても固い。


いつまでも、このまま、話し相手で
終わってしまうのだろうか。



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