初恋ノイズ

「このままだと俺はお前の前で、パンツ一丁にならなきゃいかんのだけど……。」



「いいじゃん別に。洸ちゃんの裸なんて見たことあるしー。」


「ほほぅ……。」


洸ちゃんがあたしに近寄って来て、あたしのすぐ目の前で止まる。


洸ちゃんを見上げる。


首つりそうだよ。



すると、洸ちゃんの手があたしの肩を掴んで、強い力であたしを押しやる。


あたしの腹筋はその力に勝てずに、洸ちゃんのベッドの上に仰向けで倒れる形になる。


「……洸ちゃん？」


そこに洸ちゃんが覆い被さって来て、丁度洸ちゃんの鎖骨あたりにあたしの顔が来る。




あれ？


洸ちゃんってこんなにゴツゴツしてたっけ？


こんなに、力強かったっけ？



「じゃあ、裸見てみる？」



洸ちゃん何その不適な笑み……。


ていうか、それって……それって……



「ピギャーーーーーーッッ！！！」


―――――――ゴスッ！


「ぐはぁっ！！」