約束花火〜君と過ごした夏〜

「あ〜!俺海鮮丼初めて食べたけど超うまいな!」

俺のオススメの店につくと
すでに行列が出来ていて今やっと入れた。
そして駿が初めて海鮮丼を食べて
ずげぇ喜んでいる。

「ほんとに食べた事なかったのか?」

「うん!俺…あ〜!なんで今まで食べなかったんだろう…」

何か感動しながら食べている。

「あ!そーいえばさ。華美とどうなの?」

は?今なんて言ったんだ?

「向葵?ご飯こぼれてる。」

「あ…ご…ごめん。」

いきなり何を言い出すかと思えば。

「で、どーなんだ?」

「どーなんだ?って…何もねぇよ。」

「何もねぇ事ないだろ。」

ほんとに何もないんだけどな…。
残念な事に…。
華美は俺の事ただの幼なじみだと思ってる。
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