約束花火〜君と過ごした夏〜
華美sida
「夏休みまでには付き合ってほしいよね!」
「じゃあ告白するのは春!?」
「でも夏休みってのもありだよ?」
「「華美はどっちがいい?」」
「え…。」
告白の作戦を練っている。
って言っても私は一夏と夏映が話してるのを
聞いてるだけ。
「えって…華美はいつがいい?」
そんな事言われても…。
「呼び出すとかじゃなくて…その…自然な感じで…がいいかな?」
「なるほど…じゃあさ春だしさ。お花見しに行く?」
「一夏ナイス!それにしようよ!」
お花見か〜。
久しぶりに行く気がする。
「夏映いいとこ知ってるよ?あんまり知られてないから人は多くないと思う。すっごい桜が綺麗なの。」
「いいね!そこにしよ!華美。頑張れ!」
「うん!頑張る!」
お花見…。
どんな服着ていこうかな…。