約束花火〜君と過ごした夏〜
「それにしても全員一緒のクラスだったな〜。いや〜先生も分かってくれてるんだな〜。」
頭の後ろで手を組みながら階段を上がる駿が呟く。
駿が言っている全員は俺と駿、華美、一夏、夏映の事だ。
クラスが違うかったのになぜか親近感がわき、仲良くなった。
「「おっはよ〜!!」」
駿と2人でいつもの様にハイテンションで教室に入った。
「お前らとまた同じか!」
笑顔で言う1番前の男。
こいつは1年時同じクラスだった奴だ。