一番がいい!!


…王子様、目が笑っていませんから。




…遊実さん、この後一緒に委員会に行かなきゃいけない私のことも考えてくださいね。




2人の間の張り詰めた空気に、オロオロする。





「…ごめんね、知里とアイス食べに行く約束してたから、ちょっと八つ当たり!」



遊実は、私の姿を見て、ニコリと謝ってくれた。



でも、目が怖いんですけど…





王子様スマイルも変わることなく




「そーゆーことでしたか!

では、代わりと言っては何ですが…」




ツカツカっと後ろに歩き出すと、男の子を一人捕まえ




「今日は、コイツとアイスを食べに行くと言うことで、許して頂けますか?

もちろん、おごらせますから。

高梨さんの代わりが務まるかわかりませんが…」



一人の男の子を連れてきた。





えっ?



誰?







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