一番がいい!!
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途中から、遊実は翔平に。
私は、智哉に送ってもらう。
遊実と翔平を2人にするのは気がひけたんだけど、今日の私たちには拒否権はなく…
「ゴメンね…
助けてもらった上に、送ってもらっちゃって…」
「別にいいし!
聞きたいこともあったし…」
聞きたいこと?
私に…?
静香センパイのことかなぁ?
まだ、好きなんだよね…
胸がギュッと苦しくなって、今すぐ逃げ出したい…
でも、今日はそんなことできないよね…
平静を装って…
「何?」
「あぁ…
今日さっ、ナンパされてどーだった?」
えっ…?
静香センパイのことじゃないの?
「えっ?あっ、うん…
私は無理かなぁ…
人見知りだし。
知らない人に声かけられてどーしていいかわかんないし…」
「嬉しくないんだ?」
「うん…
どっちかって言ったらヤだなぁ。
他に可愛い子たくさんいるのに、なんで私なんかに声かけてくるんだろうって、ずっと思ってたし…」