一番がいい!!
ハッと静香センパイを見ると、目に涙を浮かべガタガタ震えている…
「し… 静香センパイ…?
大丈夫ですか?」
手に触れると、とても冷たくなっている。
顔も真っ青…
「静香…?」
私の声に気付き、大矢センパイが近付いてくる。
静香センパイは後ろを振り返ると、走り出した。
「静香センパイ、待って!」
追いかけるけど、センパイ速い!
どんどん引き離される…
そのとき私の横を影が通り過ぎる。
大也センパイ?!