一番がいい!!
1時間後…
「なんで、そーなるんだよ!
さっき言っただろ?!
ここを代入するんだよ!」
鬼となった智哉が私のプリントを指差す。
「言われた通りに…」
「やってたら、こんな答えは出ない!
同じ高校に通ってるとは思いたくない…
」
はぁ…とため息を吐く。
遊実をチラリと見ると、翔平に教えてもらっているが、ほのぼのとした雰囲気。
何、この差は?!
「よそ見してるヒマがあったら、
さっさと直せ!!」
「ごめんなさい…」