一番がいい!!



近い!近いから!!




背中を反らせると、バランスを崩して倒れる…





ガタン!




ギュッと目をつむっていたけど、あれ?




痛くない…




ゆっくり目を開けると




私の頭を支えるように、倒れこんでる智哉。




「わぁ!!」



飛び上がりそうになったのを、ギュッと、抱きしめられた。




な、何、何、何…




あまりのことに、思考回路はショート…







「… これって、貸し【5】だよな?」



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