一番がいい!!


その姿をじーっと追いかける。




「ふぅー…」




前から、何かを決心してような息づかい。




クルッと後ろを向くと




「知里…

驚かずによく聞いてね…」






あまりの深刻な口調に息を飲む。





昨日の話だ…




緊張して、手に汗が出る…




遊実になにがあったんだろう…



私に受け止められるだろうか…






「…あたしね…

翔平と付き合うことになったの…」









ん?





あれ?




それだけ?





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