一番がいい!!
結局、先生の話が耳に入る訳もなく…
書ききれなかったノートを写させてもらう。
ひたすら写すことに集中していたから、遊実は何も聞いてこなかった。
こんなこと、話せないよ…
遊園地行きたかったなぁ…
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放課後
遊実に声を掛けられたけど、何も答える気になれず…
一緒に帰る気にもなれなくて…
首を振るだけでガックリと教室を出る…
遊実は追ってこなかった。
一人にしてくれたんだなぁ…
誰とも話したくないよ…
下駄箱で、靴を履き替えていると
「知里、ちょっと時間いい?」
ん?
振り返ると、にこやかな澪羅とその友達3人。
「え? 何…?」
不穏な空気…
「ここじゃなんだから…」
友達1人に腕を組まれる…
どこ行くの?!