一番がいい!!
遊実とは、話も合ってとっても楽しかった。
昼休みがもっと長かったらいいのに…
そんなことを思っていると、背後から黄色い歓声が響いてきた。
ピタッと動きを止めて、ゆっくり振り返ると…
!!
私はビックリして、まばたきを繰り返した。
「楽しい昼休み中に、ごめんね。
相川さんだよね。
ちょっと、高梨さんと話したいんだけどいいかなぁ?」
爽やかスマイルの柳澤くんが立っていた。
「あっ、大丈夫だよ。
私、日直だから職員室に呼ばれてるんだ」
えっ、遊実、日直なの??
あっ、相川で1番だからか!
ここで考えることじゃなかった!!
「ありがとう。
高梨さん、ちょっと出よっか」
「話すっ…」
話すことなんてない!って言おうしたら、口をふさがれた。