一番がいい!!



遊実とは、話も合ってとっても楽しかった。




昼休みがもっと長かったらいいのに…




そんなことを思っていると、背後から黄色い歓声が響いてきた。




ピタッと動きを止めて、ゆっくり振り返ると…




!!




私はビックリして、まばたきを繰り返した。




「楽しい昼休み中に、ごめんね。


相川さんだよね。


ちょっと、高梨さんと話したいんだけどいいかなぁ?」





爽やかスマイルの柳澤くんが立っていた。



「あっ、大丈夫だよ。

私、日直だから職員室に呼ばれてるんだ」




えっ、遊実、日直なの??



あっ、相川で1番だからか!




ここで考えることじゃなかった!!




「ありがとう。


高梨さん、ちょっと出よっか」




「話すっ…」





話すことなんてない!って言おうしたら、口をふさがれた。






< 32 / 360 >

この作品をシェア

pagetop