一番がいい!!
球技大会のとき…
不覚にも泣いてるしまったのは、自分でもビックリした。
諦めるって、こんなに辛いことだったのか…
そこにまさか、知里が来るなんて。
来るなって言ったのに、無視してズカズカ来るし…
なんて女だって思った。
でも、知里に抱きしめられているととっても心地よくて…
頭を撫でられる手がとても温かくて…
ズタズタだったプライドが癒されていた…
静香センパイを忘れようって、本当に思えた。
それから、不思議と静香センパイを見ても苦しい気持ちがなくなった。
大也センパイを見つめる静香センパイを見ても、心が乱れることはなかった…