一番がいい!!


手当たり次第に乗り回り、さすがに疲れた。



「そろそろ、腹減らない?」



翔平が、ベンチに座りながら言う。



いつの間にか、日も落ちて寒くなっていた。



「そーだねぇ…

ちょっと休憩したいかも」



遊実も隣に座る。



少しお疲れかなぁ…



散々、引っ張り回しちゃったから。



あまりに楽しくて、はしゃいじゃった自分を反省…



「大也さんに、レストランのチケットをもらったんだ!

そこ行くか!」




大也センパイに?!



遊園地のチケットもらって、さらにレストランのチケットまで?!



なんていい人なんだろう…

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