一番がいい!!
あっ、だから繋がらなかったんだ…
早速電話して…
私の協力なんて要らないんじゃないの?!
『知里ちゃん、聞いてる?』
「…はい! どーしても答えが合わなくて…」
モヤモヤした気持ちが残ったまま、続ける。
分かりやすい説明を聞くと
「あぁ〜!そーだったんですね。
出来る気がしてきました!」
『よかった。
わからなくなったら、また聞いてね』
やっぱりセンパイは、優しいなぁ〜
柳澤くんもセンパイの声が聞きたかったんだろうなぁ。
そう思ったら、センパイを好きな同志になった気分。
『知里ちゃんが、頑張ったらドーナツご馳走するから、頑張って!』
「ホントですか?!
新しくできたんですよね?
行ってみたかったんです!」
『私も!
行けるの楽しみにしてるからね』
プレッシャーだけど、センパイとデート出来るなら何がなんでも頑張らなきゃ!!