一番がいい!!
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翌日。
ドキドキしながら、4時間目の数学の授業。
補習はイヤだ、イヤだ…
机で祈りながら待つ…
「大丈夫だって!
もう結果は決まってるんだから」
余裕の遊実。
「自信があるんだね…
私は…やっぱり無理!!
神様仏様〜!!」
半泣きで祈る。
赤点だったら、センパイになんて言っていいの。
バカだって思われたらイヤだよ!!
ギリギリでいいんです。どーかどーか!!
ガラガラ…
「テスト返すぞ〜!
今回満点は1人」
あんなに難しかったのに、満点なんているの?!
さすが、県内トップクラスの進学校だ!
「柳澤 智哉!」
キャ〜!!
黄色い歓声。
スッと立ち上がると、また歓声。
イケメンで、成績優秀って本当だったんだぁ…
センパイに一緒に教えてもらったのに…
赤点じゃなくても報告し辛い…
「あとは、順番に取りに来い」