私のはじめて



すると女は「そっか、珍しい」


と軽く微笑んで、帰ってしまった。





え?は!?


なんで帰るんだよ!!


俺なんか言ったか!?!?



よくわからないこの歯がゆさに、

俺はその女を追いかけることもできなかった。



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