私のはじめて


数分もしないうちに
天野くんから寝息がきこえてきて

あっ、今高松さんと2人きりなんだって思うと
顔が急にあつくなってきた。


冷蔵庫からビールの缶を2本持ってきた高松さんは私に”ちょっと飲む?”
と聞いてきたので、断るのも悪いので

私はアルコールに頼ってこの不思議な緊張をといてやろう。と、たくらんだ。


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