私のはじめて


「どう?最近。仕事慣れた?」

急にこちらを振り返った高松さんは
酔っているのか頬がほんのりピンクだった。

『はい、高松さんいなくても
1人でがんばって最近やってますよ〜』

ドヤ顔をした私をみて高松さんは大袈裟にはははと笑って


「えらいなぁ、覚えが早い!いい子いい子。」


私の頭に手をのせてきた。


ドキッ


< 45 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop