私のはじめて


「…ってことで明日、どっか行きませんか?ほら、最近新しくできたあのアトラクションにも乗りたいですし!池田っちもいてます」

「池田さんも?2人じゃなくていいのか?(笑)」

「池田っちが2人じゃ物足りなそうなんで。」

と天野くんは目を細めながらこっちをチラッと見てきた。


「はは(笑)じゃあ遊園地とか若々しい場所に若々しい二人と行くのもあれだから、何人か誘っておくよ。」

「了解っす!仕事終わったら速攻メッセージ送っておきますね、もちろんグループ作って!」


「おう」



明日は店の人何人かで遊園地。


テンションがあがりまくる私。


どんな服にしようかな、どんな髪にしようかな。と仕事しながらも考えてしまう自分は、案外乙女なんだということに気づかされる。



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