死んでもずっと友達だよ

私はグループチャットに書き込まれた夏希のメッセージを読んで、思わずスマホを床に落とした。




死んだ夏希の憎しみが、私へと向けられていた。




私は呆然と部屋の中で立ち尽くし、膝をカタカタと揺らしていた。




〈 もしかしたら夏希は、生きていたときから、私を憎んでいたのかもしれない…… 〉




私はふとそう思うと、体の震えが止まらなかった。




〈 夏希は私に憧れていた。

でも夏希は、その憧れに手が届かないことを知っていた。

だから、夏希は私を憎んだ。

激しい嫉妬を憎しみに変えて…… 〉