死んでもずっと友達だよ
和也の言う通りならば、悪意を持った誰かが、私たちをからかっていることになる。




でも、わざわざ加工した写メを用意してまで、こんな悪質なイタズラをする人がいるとは思えない。




私はさっき見たばかりの夏希の写メを思い出して、ゾッとした。




もしかしたら、夏希はまだ、自分が死んだことに気づかずに、私たちにメッセージを送っているのではないだろうか?




「夏希、とりあえずオレたちは、圭吾の家に集まろう。

グループチャットの話はそのときだ」




私は和也からの電話を切ると、胸の中で膨らみ続ける不安を感じていた。
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