死んでもずっと友達だよ
更新される日記
学校が終わって、私が家に帰り、自分の部屋に入っていくと、私は自分の部屋の違和感にドキリとして立ち止まった。




ちゃんと引き出しの中にしまっていたはずの夏希の日記帳が、なぜだか私の机の真ん中に置いてあった。




私はその日記帳を見つめていると、心臓がドキドキと早鐘を打ち始め、呼吸が乱れた。




〈 お母さんが私の部屋に入ってきて、夏希の日記帳を読んだのかしら?

でも、そんなことって、ありえない。

お母さんは、私の机の引き出しを勝手に開けて、日記を読むような人じゃないから…… 〉




夏希の日記帳は、まるで私に日記を読んでと言わんばかりに、私の机の真ん中に存在していた。




〈 夏希、私に日記を読んで欲しいのね。

夏希が私に何を伝えたいか、私はそれを確かめるわ 〉




私はそう思って、机の前に座り夏希の日記帳を開いていった。
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