死んでもずっと友達だよ
いつも心の中の闇を隠し、自分の未来を不安に思う私にも、片想いの男性がいた。




バスケ部のキャプテン、山本和也。




私は和也を見ると、ドキドキして胸が苦しくなる。




私は放課後に、バスケ部の練習を見にいくことがあった。




私がバイトに行くまでのわずかの時間に、私は和也のプレーに夢中になる。




もしも私が、和也に自分の気持ちを告げられたら。




そして、もしも私の淡い気持ちを和也が受け入れてくれたなら。




私はそんなことを思いながら、自分の気持ちを胸の内に封じ込めた。




私と和也は、グループチャットの大切な友だち。




私はその関係を壊したくなかったから……。
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