死んでもずっと友達だよ
夏希の願い
放課後の午後七時。




体育館にはバスケットボールが弾む音と、バスケットシューズと床が擦れる音が響く。




私はバスケ部のメンバーが、春の県大会で勝てるように願いながら、バスケ部の練習を見守った。




和也と圭吾と私にとって、次の大会が最後になる。




私はバスケ部の練習を見守りながら、死んでしまった浩太を思った。
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