死んでもずっと友達だよ

私の瞳に涙がにじんで、一粒の涙が、ポロリとスマホの画面に落ちた。




私は涙でにじんだ視界の中で、じっとスマホを見つめていた。




夏希からの書き込みが、またあるのかしらと思いながら……。




でもその日、夏希はもうグループチャットにメッセージを書き込まなかった。




私は夏希の気持ちを想像しながら、スマホを机の上にそっと置いた。




〈 夏希、待っててね。

私は夏希が世の中に絶望した理由を探しにいくわ。

私は夏希の苦しみや悲しみをわかってあげたい。

夏希は私の大切なグループチャットのメンバーだから…… 〉