(気まぐれっぽい)Queen
6月27日
「今日は私達が出会って、ちょうど1ヶ月だね」
今日もまた、茉央と話をする。話をするのは、1時間だけ。それ以外は、個人で過ごす。それが、俺らの日課になった。
「そういえば、そうかも。よく覚えてるね」
「そりゃあね。特別な日だから!」
度々思う。茉央は、お姉さんに似てるなぁ…と。だから、仲良くしてるのかなぁ…と。
「私、疑問があったんだよね。司さ、目が死んでるじゃん?…どうしたの?」
突然のことに…吃驚した。でも、それ以上に…同情の目で見てきたわけじゃなく、純粋な目で見てくるから。
「…ぁ…」
声が…でない。
俺の頭にサイレンが鳴る。早く逃げろと、投げ出しちまえと。
「まっ、気になっただけだったから…。あんま気にしないでね」
そう言って、茉央は去っていった。気にすんなって言うけど…、頭にこびり付いて離れない。
『目が死んでるじゃん』
俺って…人からどう思われているのだろう。…そんなことを思い始めた。
「今日は私達が出会って、ちょうど1ヶ月だね」
今日もまた、茉央と話をする。話をするのは、1時間だけ。それ以外は、個人で過ごす。それが、俺らの日課になった。
「そういえば、そうかも。よく覚えてるね」
「そりゃあね。特別な日だから!」
度々思う。茉央は、お姉さんに似てるなぁ…と。だから、仲良くしてるのかなぁ…と。
「私、疑問があったんだよね。司さ、目が死んでるじゃん?…どうしたの?」
突然のことに…吃驚した。でも、それ以上に…同情の目で見てきたわけじゃなく、純粋な目で見てくるから。
「…ぁ…」
声が…でない。
俺の頭にサイレンが鳴る。早く逃げろと、投げ出しちまえと。
「まっ、気になっただけだったから…。あんま気にしないでね」
そう言って、茉央は去っていった。気にすんなって言うけど…、頭にこびり付いて離れない。
『目が死んでるじゃん』
俺って…人からどう思われているのだろう。…そんなことを思い始めた。