(気まぐれっぽい)Queen
近すぎる距離
萌花side
ケータイの着メロが鳴る。目を瞑りながら音の鳴るほうを手であさる。
「ん……、もしもし」
目覚ましの音で目が覚める……つもりだったのに。
『あ、萌花ちゃん?もう支度してるのぉ?』
「………まだ、だよ」
どうやら電話をしてきたのは桜ちゃんのようだ。
『えぇ?萌花ちゃん、大丈夫ぅ?時間』
……………へ?
バッと起き上がり、ケータイで時間を見る。待ち合わせの時間まで、あと30分しかなかった。
「うえぇ?」
なんか、起きたばっかりで夢でも見てるのかな。そう思い、試しにほっぺを引っ張ってみる。
「…いひゃい」
『そりゃあそうでしょ』
桜ちゃんからもツッコミの声が…。
『じゃあ、萌花ちゃん。楽しんできてねぇ』
「え、あ、うん。って、ちょ『ピー、ピー、ピー、ピ』
虚しく音が鳴る。ちょっとボーッとしたいなあ。…じゃなくて、早く支度しなきゃ。
今日着ていく服は昨日のうちに準備したため、平気。ただ、葵くん家は7分から10分ぐらいかかるから、全然平気じゃない。
本家は、まあ近いかな?よく分からないけど、今は一人暮らしをしているのだ。
ご飯なんかは、大丈夫。最近はコンビニでも売ってるし、なんせカップラーメンがあるからね。
カップラーメン、最高。
ケータイの着メロが鳴る。目を瞑りながら音の鳴るほうを手であさる。
「ん……、もしもし」
目覚ましの音で目が覚める……つもりだったのに。
『あ、萌花ちゃん?もう支度してるのぉ?』
「………まだ、だよ」
どうやら電話をしてきたのは桜ちゃんのようだ。
『えぇ?萌花ちゃん、大丈夫ぅ?時間』
……………へ?
バッと起き上がり、ケータイで時間を見る。待ち合わせの時間まで、あと30分しかなかった。
「うえぇ?」
なんか、起きたばっかりで夢でも見てるのかな。そう思い、試しにほっぺを引っ張ってみる。
「…いひゃい」
『そりゃあそうでしょ』
桜ちゃんからもツッコミの声が…。
『じゃあ、萌花ちゃん。楽しんできてねぇ』
「え、あ、うん。って、ちょ『ピー、ピー、ピー、ピ』
虚しく音が鳴る。ちょっとボーッとしたいなあ。…じゃなくて、早く支度しなきゃ。
今日着ていく服は昨日のうちに準備したため、平気。ただ、葵くん家は7分から10分ぐらいかかるから、全然平気じゃない。
本家は、まあ近いかな?よく分からないけど、今は一人暮らしをしているのだ。
ご飯なんかは、大丈夫。最近はコンビニでも売ってるし、なんせカップラーメンがあるからね。
カップラーメン、最高。