(気まぐれっぽい)Queen
しばらく、(といっても2、3分)トイレに立てこもっているあたし。
両手を頬に当て、なんとか熱を冷まそうとする。
さっきのことを頭で思い出していると、顔が真っ赤になってきてしまうため、考えるのを中断する。
やってしまった……。
あまりにも不意打ち過ぎたソレ。対処法がなくて、真っ赤になってしまった。
ドッ、ドッ、ドッと、鳴り止まない心臓。
落ち着け、落ち着くのよ。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏なむあみ……。
「うわぁぁぁぁ」
シューと、力なくしゃがみこむ。
全く、何やってんだか……。
ふう、と深呼吸をし、トイレを出る。
「ゆ、悠貴」
「ん?どうしたのぉ、美咲ぃ」
さっきの件はなかったかのように振る舞う悠貴。
「勝負再開よ」
こうして、勝負は再開した。
両手を頬に当て、なんとか熱を冷まそうとする。
さっきのことを頭で思い出していると、顔が真っ赤になってきてしまうため、考えるのを中断する。
やってしまった……。
あまりにも不意打ち過ぎたソレ。対処法がなくて、真っ赤になってしまった。
ドッ、ドッ、ドッと、鳴り止まない心臓。
落ち着け、落ち着くのよ。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏なむあみ……。
「うわぁぁぁぁ」
シューと、力なくしゃがみこむ。
全く、何やってんだか……。
ふう、と深呼吸をし、トイレを出る。
「ゆ、悠貴」
「ん?どうしたのぉ、美咲ぃ」
さっきの件はなかったかのように振る舞う悠貴。
「勝負再開よ」
こうして、勝負は再開した。