方言溺愛おにーさん。










「おい。帰ったぞ。」


「あ、やっと帰ってきたなロリコン!」


「ガキに興味ねぇよ。


…それ、唐揚げ?」


「せやで!私の得意料理や!」


「……料理できるんだなお前。」


「そない驚かんでも…


何その目。

新人類発見したような目せんといて。」


「俺、唐揚げ好き。」


「そうなんや。

私もめっちゃ好きやねん。」


「え?もう一回言って。」


「はあ?


やから、そうなんやー。

私もめっちゃ好きやねんーって。」


「もう一回。」


「しつこい!!聞き取れボケ!!」


「可愛い……。」


「キモいお前!!

ロリコンじゃなくて方言フェチ!?」


「かもな。」


「うわぁ、新人類誕生や…。」



パチッ



「あっつ!!!」


「おいっ」


指に油飛んだし!


「お前が話しかけてくるから…」





ぱくっ






「え?






なななな何してんの?」



「治療。」



ピチャッ



「…んっ……!」



ああああかん!

なんか変な声出してもうた!!!



「何?お前、感じてん……」





パチッ





「あっつっっ!!!!!」





見事アイツの顔面に行った。

ナイス油!!!!



「何笑ってんだよ

お前も俺の顔面しゃぶれチビ」



「できるかアホ!!!!」



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