方言溺愛おにーさん。
「オイコラ!!!」
「な、なんでごさいましょうお客様。」
「からあげ丼の中に髪
入ってんじゃねーかよおコラァ!!」
「……えっと、」
「どーしてくれんだコレ!!!!
こんなんで金とる気じゃねーだろうな!
責任とれ責任を!!!」
「ま、誠に申し訳ありません……。」
「謝罪じゃなくてよお!!!
このきったねー「のはお前やオッさん」
「ああぁん!?」
「お前せこいねん!
そんな真似してまで金払いたないんか!」
「なんだこの関西娘!!
どこにそんな証拠があるんだ!
見せてみろよ!!」
「そんなん…なんとなくや!!」
「理由なってねーよ!!」
「すいません、ここ代官山ですよ?」
「あ?なんだ兄ちゃん、
コイツの保護者かな?
しつけがなってねーぞ。」
「それはあなたですよ貧乏人。
代官山が汚れます。
金を置いてさっさと帰ったらどうですか」
「なんだとぉ…!?」
「あなたに代官山は
まだ早えっつってんですよ」
ブチブチッッ!!!
「いってえぇぇ!!!」
「この髪。
太さ、色、強さ、長さ、揃ってますね。
ちぎれた形跡もありますし。
それでもまだ信じられないなら
俺と裁判所、行きますか?」
「く、そっ!
逃げんぞお前らっ!」
「あっ!!
待たんかいビンボー親父っ!!」