方言溺愛おにーさん。



「あの、ね…ミッジャスターくん…。

私ずっと前から…好きだったの。」



「ゴメンちょっと待って!!

告白の前に名前覚えてお願いだから!」



「…それは、NOってこと?」



「ん……まぁ。そうだな。

もう、大阪行くし。

でも、ありがとな。嬉しいよ。」



「そっ……か。わかった。

こちらこそありがとう。

思い出になったよ。」


「お、……おう!

え、ええっと……

じゃ、戻るか!」



「うん。」



「アレ?坂町は?」



「帰ったよ〜?

ところで二人何してたの?

砲丸投げ?」



「なんで生まれたのその選択肢!!

てか、坂町…何帰ってんだよ……。」



「ミキンジェンくん…。」




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